地域学創出プロジェクト第2回公開研究会
○日時 : 9月30日(金) 13時30分〜15時30分
○場所 : 佐賀大学附属図書館3階 第一学習室 (本庄キャンパス)
報告者1 青木 歳幸 (佐賀大学地域学歴史文化研究センター/医学史)
演 題 「小城藩の医学と地域医療」 13時30分〜14時30分
※ 演題と同名の佐賀大学・小城市交流企画展が、10月15日(土)から11月27日(日)まで
小城市立歴史資料館にて開催されます。
その調査で新たに判明した佐賀藩の医学門人や、シーボルト眼球模型をめぐる小城藩出身
神道家柴田花守の関わり、新収蔵資料『解体新書』など近世医学書の解説などを報告します。
報告者2 古賀 弘毅 (佐賀大学留学生センター・留学生教育研究部門/理論言語学分野)
演 題 「佐賀西部方言の266個の動詞の否定形: 「ら」入りの否定形はどのような環境で生起するか」
14時30分〜15時30分
※ 佐賀方言を知らない人も、佐賀方言の動詞の否定形を作れるようになります!
日本語の初級の教科書に出てくる266個の動詞、つまり、日本で、よく日常よ く使われる動詞の否定形は、
佐賀西部方言では、どう言うかを観察します。どのような環境で、「寝らん」(標準語「寝ない、*寝らない」)
のような「ら」入 りの否定形が文法的に正しいかをみんなで考えましょう。